そもそもEUについて整理してみる
欧州連合(EU)は、平和を守り経済と社会の進歩を促進するために結束した27の加盟国から成り、共通の機関を有する欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)、欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(ユーラトム)の共同体を合体したものです。
1986年の単一欧州議定書の下で3つの共同体はすべての域内国境を徐々に廃止し、単一市場を完成させました。
そして、1992年にマーストリヒトで調印された欧州連合条約(マーストリヒト条約)により、特定の分野で政府間協力を図りつつ経済通貨同盟を目指す欧州連合を誕生させたのです。
EU域内の国境の多くで入国・税関審査が廃止され、EU市民の移動がより自由になりました。
2002年1月1日には12カ国で単一通貨ユーロの流通が開始され、その後、スロヴェニア、キプロスとマルタ、スロヴァキアがユーロ導入国となりました。
単一市場は、障壁を除去し、現行ルールを簡素化することにより、EUのすべての人にとって、27カ国より生みだされた機会を最大限生かすことを可能にします。
その単一市場の目的は、「4つの自由」すなわち人、物、サービス、資本の自由な移動であることは、よく言及される。
これは、欧州共同体条約にうたわれており、単一市場の枠組みの基礎を成すものである。
・個人・・・・・他のEU加盟国において、住み、働き、学び、老後を過ごす権利。
・消費者・・・・・競争の激化による物価の低廉化、購入における選択肢の拡大、保護の水準の向上。
・企業・・・・・国境を越えた事業が容易になり、かつコストも減少。
「ユーロ圏内単一通貨のメリット」
ユーロ園に加盟している国同士では、単一通貨を使いますので旅行にいく際は両替は1回で済みます。
たとえばイタリアで美術館へ入館する場合、ギリシャで使い切れなかったユーロ硬貨がそのまま使えます。
また、フランスでの食事代をスペインのキャッシュ・ディスペンサーから引き出したユーロ紙幣で支払うことも可能です
ダンボールの物流に関しても関税などの面倒な手続きも不必要になります。
ユーロ圏内で買物する時などは、商品の価格が同一の通貨で表示されるので、価格の比較が容易になります。
そしてユーロ圏内とビジネスを行う時では、各国通貨間の為替変動リスクがありません。
金利およびインフレ率が低くなり、より大きく、競争力のある市場の中で、取引や資金調達ができますので、事業経営が、より簡単で経済的に行えます。
- 次のページへ:カートレインでダンボールを陸上輸送
- 前のページへ:スイス登山鉄道
ヨーロッパの中のダンボールは、ヨーロッパの物流・輸送事情を掲載しています。
ピックアップ!:トルコの物流について
トルコの輸送部門のうち鉄道輸送が占める割合は、貨物輸送で5%、そして旅客輸送で3%とされています。高・・・
