カートレインとは
英仏海峡トンネルの場合、当初から大型トラックやバスを輸送できるようにトンネルが大きくデザインされており、恒常的に鉄道による自動車(乗用車、トラック、バス、二輪車)の輸送が行われ、自動車を貨車へ乗り付けた後、運転者や同乗者は別の客車へ乗車することになります。
ちなみに、日本では無くなった寝台車と自動車運搬用貨車を併結し長距離を走行するカートレインも夏のバカンスシーズンを中心に多数運転されています。

ヨーロッパ域内の全輸送貨物量は、今後10年から15年の間にさらに倍増すると見込まれています。
このような物流の拡大に対して、ヨーロッパはどのような対応をすることになるのか、関心が寄せられているようです。
世界最大の港ロッテルダム、あるいはアントワープ周辺を見ましても道路は大型トラックやトレーラーであふれ返っていると言います。
鉄道のサービスは、国ごとの思惑による規制、また労働組合との協定の問題が山積という状態で統合には程遠いと考えられています。
ですから、必然的に大量輸送が期待でき、環境にもやさしい水運がもっとも期待されることになるということです。
ヨーロッパでは、環境問題からインターモーダル輸送に関心が集まっているようです。
インターモーダルという仕組みは、1000㎞以上でなければペイしないと言われていますが、ヨーロッパでは工場が東のほうに移って集約化が進んでいます。
そして、そこで製造したものをヨーロッパ全体に輸送するというのがEU拡大の狙いと言われています。
要するに、Trans European Networkという越境交通インフラ・プロジェクトが肝心だということのようです。
従来型のサプライチェーンは、徐々に複雑な集中管理がなされた需要ネットワークと変化し、在庫の物理的な所在地はあまり重要ではなくなっているそうです。
このような変化とともに、従来のEDCは、サプライチェーンの中で新たな役割を果たし始めていると言われています。
どういうことかと言いますと、在庫の保管場所としての従来の付加価値に加え、サプライチェーン全体のサービスセンターとなるということです。
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